麻酔は、一度打ってもらうと2〜3時間効き目があります。切れてくる頃にミッドワイフに頼んで、次の麻酔を足してもらいます。
午前2時、麻酔が切れてきたので3回目のトップアップをお願いしました。するとミッドワイフが「もう頭が見えてるから、麻酔はなし」と言うのです。麻酔は陣痛の間だけで、出産のときは麻酔なしで自分の力でプッシュするんですね。最後まで無痛で産むんだと思っていました。。。
陣痛にあわせてプッシュしますが、なかなか出ません。ベッドに仰向けになり、足を片方ずつドクターとミッドワイフのわき腹にあてて、JUNが背中を支えてプッシュするんですが、このポーズなかなか力が入らないような。。。結局1時間ほどプッシュし続けました。
午前3時ごろから、頭が3分の1ぐらい出てきたようです。「Stop」とか「Gentle」とか言われるけど、痛みでそんなのわけがわかりません。何とか適当にドクターとミッドワイフの言うとおりにプッシュしてました。
JUNは私の隣に立って背中を支えながら「がんばれ」とか「もうちょっと」とか言ってくれます。そして突然「頭が出たよ!」と言うので、驚いて下を見ると、黒い後頭部が見えるではありませんか! あーようやく!と思ったら、すぐそのままドクターが赤ちゃんの体を引っ張り出しました。
2005年12月12日午前3時11分、2645gの男の子誕生です!おへそがつながったまま、血とかついたままの赤ちゃんが、私の胸の上に置かれました。第一印象は「小さくて黒い」でした。産まれてすぐ元気に泣いて、こんなに小さいのに手足をバタバタ動かしながら大声で泣いているのが、本当に愛しくなってきました。

JUNがへその緒を切りました。こちらではへその緒を切るのは父親の仕事だそうです。そしてミッドワイフに体をささっと拭いてもらい、白い布にくるまれて、また私の胸の上に帰ってきました。私たちが赤ちゃんに見とれている間に、Stichされました。
母乳を飲ませようとしましたがいきなりは無理みたいで、ミルクを飲ませてもらい、私はトースト4枚を一気に食べて、ふらふらしながらシャワーを浴びて、休憩ワード(?)まで赤ちゃんと一緒に車椅子で移動しました。
JUNはまた家に帰ったので、ワードではいきなり私と赤ちゃんの二人きりです。赤ちゃんが泣いてもどうしたらいいかわからず、私もかなり疲れて寝ていたら、病院のナースらしき人が様子を見に来てくれました。ナースは体の大きなアイランダーで、大きなおばちゃんに抱かれて私の赤ちゃんは本当に小さいなーと、またかわいいなーと思って見ていました。
午前11時45分ごろ、病院を出てバースケアに移動しました。赤ちゃんにとって初めてのドライブです。まだ生まれて8時間ほどなのに。部屋はツインですが、私一人なので快適です。施設はとても綺麗だし、それに食事は病院に比べて格段においしい! おっぱいの練習をしながら赤ちゃんと二人きりで過ごしました。ここに来て2回目のおっぱいから、わりと飲めるようになってきたようです。それでも泣いてもどうあやしていいかまだ不慣れだし、まだまだぎこちなくて緊張します。